この2択で見ているとシマカゼが多い感じがしてます。気のせいかもしれませんが(笑)
では、ギアリング(Gearing)と シマカゼ(Shimakaze)どっちがよいのでしょうか?
諸元を比較してみました。
ギアリング(Gearing)と シマカゼ(Shimakaze)の比較
耐久(HP)
HPが若干ですが、ギアリング(Gearing)の方が高め速度
そりゃ当時世界に誇る最速艦シマカゼ(Shimakaze)ですからギアリング(Gearing)に対しシマカゼ(Shimakaze)の方が速いわけです。シマカゼ(Shimakaze)の39.0ノットに対し(当時のシマカゼ(Shimakaze)は、40ノット)、ギヤリング(Gearing)は、37.8ノット
ティア10の戦場って広いですから、この差は微妙です。
急いで占領地へ飛び込んで・・・というの戦い方はほぼない。
援護の巡洋艦、戦艦が追い付いてこなければ、ラッキー以外あり得ない状況で現状のセオリーでは、敵の布陣把握が最初になります。
その発見の差がこの速度の差で決定的になるかといえばそうではなく、どこへ見に行くかの方が重要になります。
魚雷
魚雷は、ギヤリング(Gearing)5射線X2投 、シマカゼ(Shimakaze)5射線 x 3投 と シマカゼ(Shimakaze)の方が広い範囲にばらまくことが可能です。ランク戦ともなるとレーダー艦からの距離はとても重要になりますが、両者とも16km程度の魚雷を搭載できるのであまり差がありません。
装填時間を比べるとギヤリング(Gearing)が シマカゼ(Shimakaze)よりも10s程度装填時間が短くなっています。
ですがティア10の戦場は広いのでこの10秒は、移動中に消化されてしまうため、戦略的に動いていられる状態であれば気になりません。(ひぇ~!って時の10秒は雲泥の差)
魚雷速度も1ノット程度ギヤリング(Gearing)が遅くなっていますが、大差なし。
WoWs(World Of Warships) Tire10 ランク戦の駆逐艦 ギアリング(Gearing)とシマカゼ(Shimakaze)のまとめ
以前は、ランク戦といえばギアリング(Gearing)、シマカゼ(Shimakaze)と、きてそこに パンアジアの艦やZ52などが時折混じりますが、とりあえず、セオリーとすればギアリング(Gearing)かシマカゼ(Shimakaze)でしょう。
ざっと見ると広い範囲に魚雷をばらまくことができるシマカゼ(Shimakaze)が有利に見えます。
ですが、ここに共産国のゲームらしくプロバガンダが潜んでいます(笑)
実は、「魚雷発見距離」にギアリングとシマカゼとでは決定的な違いがあるんです。
シマカゼ(Shimakaze)の魚雷の発見距離は 2.5km 、ギアリングの魚雷の発見距離は 1.4km
つまり、シマカゼ(Shimakaze)の魚雷は、艦と魚雷の進行方向に若干角度がついているとシマカゼ(Shimakaze)魚雷はよけられてしまうということです。
仮に真横から投射したとしても、距離が16km程度離れていれば、その間まぁ~~っすぐ進む艦はほぼないわけでかならず角度がついているわけです。
発見距離が2.5kmもあれば、曲がる巡洋艦はきれいによけます。
それが1.4kmとなるとよけられる確率はめちゃめちゃ落ちます。
これの差がギアリング(Gearing)とシマカゼ(Shimakaze)の魚雷命中率を大きな差をだしています。
(だからシマカゼはがんばってF3魚雷にすると楽しめます。レーダー艦や敵駆逐におびえながらこそっと近づいてF3ぎゃいの投射。スリルと達成感が半端ないwww もっともそれを予想不可の空母が邪魔しますので空母1隻マッチか0マッチになることを祈るのを忘れずにw)
なんとなくギアリングの方が勝率いいなぁ~?っておもっていませんか?
実は、この違いがあるから落せる艦の数の差が開きます。
シマカゼの魚雷は、方向を替えさせるのと絶望感を与えるに十分な効果がありますが実質的な攻撃力はありません。
魚雷の破壊力もシマカゼの方が上なんですが、破壊力抜群の魚雷が1本当たるのと破壊力そこそこの魚雷が2本当たるのとでは、2本入った方が確実に撃沈率が高くなるのです。
結果、ランク戦は勝ってなんぼ。ランク戦でギアリングかシマカゼか悩んだら、断然ギアリング。。。と思います。
基本的にWoWsの場合、互いの動きをみて協調しあうべきゲームですが、ほとんどそうなりません。
セオリーやぶりが沢山。ましてランク戦の場合、目の色が違ってきます。自分の戦い方が絶対って思いこんでる人たちが集まってきます。
なのでランク戦はどこまでも味方を利用した個人戦と考えるのが妥当。味方に期待すると腹立たしさが加速します(笑)